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●事件簿とは
事件簿とは、RPGコミュニティサイト「侍学府八海伝」のコンテンツの一つとなります。ライター会員が運営するものが主ですが、一般会員も制限付きながら運営することができます。事件簿に参加するということは、侍学府八海伝の世界の中での様々な事件のお話に関わることです。その事件は文字通り様々で、ただお祭に出かけることから、侍学府を揺るがすような大きな事件もあるでしょう。
事件簿は一部の制限のあるものを除いて、同時に参加しても構いません。
制限のあるものに付いては、「★○○○○の事件簿に参加していないこと」「★○○○○の事件簿に参加していること」等の形で参加条件が明示されていますので、その条件に従ってください。事件簿を運営する会員が決定した「結果小説」は、一度公開されたら基本的に内容の変更は行われません。
●事件簿発端
まずは事件の発端となるできごとや、誰かからの依頼などの形で「事件簿発端」が会員の日記にて提示されます。この発端と共に、「傾向」、「危険度」、「参加人数上限」、「行動文章〆切」、「その他の参加条件」が提示されています。参加の参考にしてください。「傾向」は「戦闘/戦争/競争/冒険/活劇/捕り物/謎解き/サスペンス/陰謀/鉄道/恋愛/ほのぼの/癒し/コメディ/ギャグ/日常」などの中から、その事件簿の主たる傾向のジャンルを選んだものです。
傾向が一つとは限りません。また、上記に列記した中にないものが提示されることもあります。「危険度」は1〜10で表示されます。1は危険が少ない状態を示し、10が最も危険である状態を示しています。
戦闘のない事件簿は当然危険ではなく、1が示されるでしょう。ただし「一見戦闘がないように見えるが、行動次第で戦闘が起こる」ような話の場合は、戦闘が起こった場合の危険度が表示されます。
危険度と難易度は異なり、行動の難しい事件簿であっても危険度は低い、行動の簡単な事件簿であっても危険度は高いということもありえます。侍学府八海伝では、難易度は表示されません。
危険度はあくまで目安であり、いくら数字が低くても「PCの身体にかかる重大な状態異常(重傷・死亡)」の発生を制限することはありません。逆に数字が高くても、「PCの身体にかかる重大な状態異常(重傷・死亡)」が必ず発生するわけではありません。
また危険度で、事件簿の参加特典に差はありません。「参加人数上限」がある場合には、発端が提示された時間より24時間以内に発端の下部に返信として参加希望の意思表示を書き込みます。
24時間が経過後、参加希望者が参加人数上限に至っていない場合は、そこまでに参加希望を書き込んだプレイヤーキャラクター(以下、PC)は参加が決定します。その後は、参加希望返信を書き込んだ早い者から参加が決定していきます。参加が決定したPCは、その発端に対応した「事件簿倶楽部」へ参加申請をしてください。
24時間が経過後、参加希望者が参加上限人数を超過していた場合には、その後24時間以内に最初の24時間以内に申請した方の中で参加者確定の抽選が行われます。抽選結果が返信の最後に記入されましたら、参加が決定したPCは、その発端に対応した「事件簿倶楽部」へ参加申請をしてください。参加人数に制限のない発端ならば、そのままその発端に対応した「事件簿倶楽部」へ参加申請をしてください。
参加人数に制限があるものとないものには、人数だけではないルールの差があります。それは「没あり」か「没なし」かです。
人数無制限の事件簿は「没あり」ルールとなっています。「没あり」とは、行動文章を送っても結果小説に一切(名前も)登場しない可能性があるということです。採用不採用を決めるのは事件簿運営者であり、人数無制限の事件簿では、行動文章の内容に特別に問題がなくても結果小説に登場できないこともありえるとお考えください。
人数制限のある事件簿は「没なし」ルールとなっています。「没なし」の場合は、行動文章を送付したら、名前だけは登場が保証されています。ただし行動文章に描写するための内容がない場合は、「本当に名前が一度だけ」ということもありえるとお考えください。●事件簿倶楽部
事件簿に参加する場合は、必ずその事件簿の「事件簿倶楽部」に加入を申し込みます。事件簿倶楽部は「★:○○○○(タイトル)」あるいは「☆:○○○○(タイトル)」となっています。タイトルは発端日記のタイトルと一致していますので、参加を間違わないようにしましょう。★と☆の違いは運営者がライター会員であるか一般会員であるかで、完了後に得られる特典も異なります。
一度一つの事件簿倶楽部に参加したら、通常その倶楽部から脱退することはありません。PCの倶楽部一覧を開いた時に、★と☆の付いている倶楽部がいくつあるかが、そのPCの経験値そのものになっています。
ですので、事件簿倶楽部への複数参加制限はありません。
逆に一度参加した事件簿倶楽部からの脱退は、加入状態において受けられる特典を放棄するという意味となります。推奨はいたしませんが、脱退は禁止ではありません。しかし一度脱退すると、同じ事件簿倶楽部には二度目の加入は原則認められませんので、ご注意ください。事件簿倶楽部の中では、参加者は話題を立て、行動の相談などをすることができます。ただしその相談に全員が参加する義務はありません。またその相談の経緯は、結果小説の執筆に参照されません。
事件簿の中では「全員が同じ行動をしなくてはならない」という決まりはなく、個人的に行動したい、秘密の行動をしたいということであれば、それを制限する権利は他の会員にはありません。
しかし「秘密の行動をしたい」という権利が認められる反面、「その秘密の行動を阻害したい」という権利も問題なく認められます。
これはつまり「ある行動を書かないようにと働きかける」権利はないけれど、「あるPCの行動文章に書かれた行動を、自分の行動文章で変更するように働きかけると書く」ことはルール違反ではないということです。この結果、どちらの行動が成功するかは事件簿の判定者(運営会員)が決定します。しかしお互いに邪魔しあってばかりでは、様々な事件はなかなか良い方向に向かわないでしょう。秘密の行動ばかりをしていれば、周囲の人々から良く思われず、上手く行動も交流もできなくなってしまうかもしれません。
なので同じ事件に参加する仲間たちとは異なる行動がしたい時にこそ、その旨を相談してみることをお勧めします。それによって一人では危険なことでも仲間が得られるかもしれませんし、もっと良い案が得られるかもしれません。
特に人数制限のない事件簿では、如何に危険度が高くとも、参加者が丸々全員一丸となって戦わなくてはならないということは、まずないものと考えて問題ありません。戦わねばならない場面の中でも、戦わない行動が異なる局面を開くということもあります。
一辺倒の、唯一つの道に拘ることなく、お互いの望みを尊重してください。並び立たぬと断ずるより前に、両立する方法はないかを考えてみましょう。上級者では敢えて仲間と相争う立ち位置を望む方もいますが、それはとても難易度が高いものとなります。そういう希望が報われる可能性はとても低いと思ってください。
●行動文章
事件簿倶楽部に加入後は、定められた〆切までに発端情報等を元にPCの行動を「行動文章」として書き、内部の手紙送付システムを使って発端を提示した運営会員に送付します。
「行動文章」は「★事件簿」で全角600文字まで、「☆事件簿」で全角300文字までです。半角カナは使用しないでください。
内部の手紙送付システムには文字数カウンターがありませんので、ご自分でカウントのできるエディタ等をご用意になるか、外部の「文字数カウンター」で文字数を確認してください。
「行動文章」の下部に、送付時の「名札(キャラクターデータ)」をコピー&ペーストします。名札(キャラクターデータ)部分の文字数は行動文章の600字の制限には含まれません。行動文章〆切は、公開時に定められた日付の24:00(一次)が〆切となります。回線不調などの理由の場合も6時間後の、AM6:00(二次)までに行動文章を手紙にて運営会員に送付してください。
二次〆切を超過したものに付いては、送付されても判定の対象となりません。送付がなかった場合は、事件簿倶楽部を強制脱退となる場合があります。●結果小説と特典、及び状態異常
行動文章〆切後、基本的に一ヶ月程度で「結果小説」が公開されます。
★の結果小説は参加人数などに合わせて、4000文字〜20000文字程度です。☆の結果小説は参加人数などに合わせて、1000文字〜10000文字程度です。以上は目安であり、厳密なものではありません。
結果小説は事件簿倶楽部に公開される文章が主ですが、結果によっては手紙によって一部の会員のみに配布される「個別文章」が発生することがあります。個別文章は必ずあるわけではなく、運営会員が必要と考えた時のみに執筆され、そこに登場する一部の会員のみに配布されます。結果小説が公開された時点で、その事件簿倶楽部の★☆の特典が利用可能となります。
★の事件簿の特典は、★一つ分を能力値上の+1として任意の能力値に加算できるというものです。
☆の事件簿の特典は、☆3、☆10、☆20を消費することによって、行動文章中に任意の「肩書き」か「EX行動」を使用できるというものになります。(肩書き一覧とEX行動の解説は別表にあります)また結果小説が公開された時点、あるいはその直前から、「PCの身体にかかる重大な状態異常」が発効となります。「PCの身体にかかる重大な状態異常」は、「重傷」「死亡」の二種となります。(※1)
これらの状態異常にはペナルティがあります。(※2)重傷状態で行動文章〆切を迎える★事件簿倶楽部からは強制脱退となり、重傷期間は新規で★事件簿倶楽部への参加ができなくなります。死亡はそのPCでの侍学府八海伝への参加が禁止されます。
重傷状態は程度によって結果小説公開後3日〜7日の間に回復します。平均は5日です。
死亡状態は回復しません。死亡したPCの会員には、PCを再作成する招待メールが送付されます。※1 「重傷」では★事件簿に参加できないため、「死亡」に前段階はなく即死となります。しかしPCは基本的に即死しにくい設定になっていますので、危険な事件簿で危険な行動を取らなければ、死亡に至ることはまずありません。
※2 執筆サイクルが長くなっていますので、ゲーム的に参加した結果小説が発表されるまで他の事件簿に不参加でいることは想定しておりません。死亡するとその時点で行動文章未送信の事件簿への参加は取り消されますが、既に送信済みのものは有効とします。死亡状態で追加で事件簿に登場することがどうしても気になる方は、事件簿参加を避ける等工夫してください。